【MLB】ダルビッシュ、6回3失点の粘投も6敗目 味方の拙守で立ち上がりに失点
2017/06/29
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テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、28日(日本時間29日)に敵地でクリーブランド・インディアンス戦に先発登板。6回を投げ101球、7安打、1四球、6三振で3失点(自責2)の成績で、6敗目(6勝)を喫した。
初回に先頭打者を左翼手マザラの失策でいきなり無死二塁とピンチを迎えたダルビッシュは、2番・リンドーアに甘く入ったカーブを一二塁間へ運ばれ、右前適時打を浴びる。1死から4番・エンカーナシオンにまたも甘く入ったカーブをとらえられ、左翼線へ二塁打。二三塁とピンチとなる。しかし、後続を抑え、この回はなんとか1失点でしのいだ。
2回は三者凡退に抑えたが、3回にはキプニスを四球で歩かせると、リンドーアに中前安打を打たれ、無死一三塁と再びピンチを背負う。そして、続くブラントリーに中前適時打を放たれ、2失点目。4番・エンカーナシオンは遊ゴロに打ち取るも併殺打にならず。すると、続くラミレスに右前適時打を浴び3点目を失ってしまう。
4回は1死から安打を打たれるが、併殺打に打ち取ったダルビッシュは、味方に1点を返してもらった5回は三塁とピンチを迎えるが、2死から4番・エンカーナシオンを95.4マイル(約154キロ)の直球で空振り三振に仕留め、ピンチを脱する。
ダルビッシュは6回に2回以来の三者凡退に抑えたが、この回終了時に101球と球数が多くなっていたため、6回限りで降板した。
試合は、7回裏に中継ぎ陣が2点を失い、打撃陣も9回に点を返すも反撃が及ばず。3-5でレンジャーズが敗れ、ダルビッシュには6敗目が記録された。