【MLB】田中、6回2失点で6勝目!2戦連続被本塁打なしで復活の兆し
2017/06/29
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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、28日(日本時間29日)に敵地で、シカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板。6回を6安打、2四球、5三振、2失点の成績で、5月8日以来の6勝目(7敗)を手にした。
初回にこの日メジャーデビューを果たしたアンドゥーハーの適時打などでいきなり3点の援護を貰った田中は、その裏に2番・カブレラに安打を打たれるが、後続をしっかり打ち取り無失点。2回は安打と四球で満塁のピンチを迎えるが、ここも2死からサンチェスを遊ゴロに抑えて得点を与えなかった。
3回は強烈なピッチャー返しの当たりを田中の好フィールディングで投ゴロ併殺打に打ち取るナイスプレーで味方を鼓舞する。
しかし、5回に無死から連打で二三塁とピンチを迎えると、フルカウントからサンチェスを歩かしこの日2度目の満塁のピンチ。そして、続くカブレラに左前に2点適時打を打たれてしまう。しかし、その後の打者を併殺打に打ち取ると、この回をなんとか2失点に抑え、流れをホワイトソックスに渡さなかった。
すると、6回表にヤンキース打線が爆発。ジャッジの27号2ラン本塁打などで5点を追加し、8-2と田中を大量援護する。田中も6回の投球をスプリット、スライダー、カーブを駆使し、三者連続三振の快投を披露する。
6回の投球で球数が100球に到達していた田中は、7回のマウンドには上がらずに、この日の成績を6回101球、6安打、2四球、5三振、2失点としてマウンドを降りた。
試合は、9回に4点を追加したヤンキースが逃げ切り、12-3で勝利。田中には5月8日以来の6勝目が記録された。これまで一発病に泣かされていた田中は2試合連続で被本塁打なしと、復活を期待させる登板となった。