メジャーで活躍を続ける40歳以上のベテラン。実績豊富な“超一流”が集結【編集部フォーカス】
2017/07/14
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現役最年長の元・剛腕
バートロ・コローン投手(アトランタ・ブレーブス) 1973年5月24日生まれ(44歳)
愛らしい見た目を持つ現役最高齢の大ベテラン投手。今季でメジャー生活20年目となる。若手時代は最速101マイル(約163キロ)を誇る直球が持ち味だったが、現在は平均90マイル(140キロ台中盤)に低下。しかし、直球の質は落ちておらず、現在は直球を主な武器に、変化球や緩急を活かした技巧派として活躍を続けている。
2006年から2011年までは振るわず、5年間で22勝だったが、39歳で迎えた2012年に突如復活を果たし、現在に至るまで5年連続2桁勝利をマーク中。43歳で迎えた昨季は15勝8敗、191.2イニング、防御率3.43と実力が健在であることを証明したが、今季は6月29日にブレーブスから戦力外通告を受けた。
その後、7月7日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結び、現役続行の意思を示した。再びメジャーの先発マウンドに上がるために、先発層の薄いチームで再起を図る。
今季成績(7月14日現在)
13試合 63回 2勝8敗 42奪三振 20四球 防御率8.14
通算成績(7月14日現在)
522試合 3235.1回 235勝 170敗 2407奪三振 908四球 防御率4.02
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