【MLB】15歳で151キロ! ブラジル代表の日系3世がブルージェイズと契約
2017/07/03
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トロント・ブルージェイズは2日(日本時間3日)に16歳の日系ブラジル人のエリック・パルディーニョ投手と140万ドル(約1億6千万円)の契約を結んだと『MLB.com』が報じた。
『MLBパイプライン』の海外選手の有望株ランキングで5位にランクインしているパルディーニョは右投げ右打ちの178センチ、70キロの投手で、昨年にニューヨークで行われたWBC予選ラウンドのパキスタン戦に登板し、15歳ながらも最速94マイル(約151キロ)を計測。一躍、MLBのスカウトの目に留まる存在となった。
ブラジルのバストスという町で2001年にブラジル人の父親と、日本人を両親に持つブラジル生まれの母親の間に生まれた日系3世のパルディーニョは、8歳で野球を始め、12歳でブラジルにあるヤクルト野球アカデミーで3年間“日本式”の投球術を玉木重雄氏などから学んだという。
最高球速は95マイル(約153キロ)というパルディーニョ。ブラジルの野球界を背負う存在として、今後の活躍が大いに期待される。