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【MLB】ダルビッシュ、7失点KOで7敗目 5回未満で7失点はキャリア最悪

2017/07/05

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Getty Images



 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、4日(日本時間5日)に本拠地でボストン・レッドソックス戦に先発登板。4回1/3を投げ、11安打、7失点でノックアウトされ7敗目(6勝)を喫した。
 
 6月以降、1勝3敗と勝ち切ることができていないダルビッシュ。この日は3年ぶりの対戦となったレッドソックス戦だ。初回は先頭打者のベッツを切れ味鋭いスライダーで空振り三振に打ち取るなど、上位打線を三者凡退に抑える。
 
 しかし、2回に1死からラミレスに強烈な当たりを二塁打にされると、ベニンテンディに詰まった当たりを中前に運ばれ先制点を許す。さらにこの回は“台湾の星”の林にもMLB初となる適時打を打たれ2失点。立ち上がりにレッドソックスの下位打線に捕まる。
 
 3回はボガーツから三振を奪うなどして上位打線を三者凡退に抑えたが、4回に1死からベニンテンディに右翼へ鋭い二塁打を打たれると、ブラッドリー・ジュニアはボテボテのゴロに打ち取るも内野安打となる。そしてバスケスにはヒットエンドランで右前に適時打を打たれると、林にも連続適時打を打たれ、この回2失点で4失点となる。
 
 さらに、5回は1死から、連打を浴びると、またしてもベニンテンディに3ラン本塁打を浴びノックアウト。今季初めて5回を持たずに降板し、7失点は昨季9月17日以来のキャリアワーストタイの数字だ。この日のダルビッシュは4回1/3で11安打、7失点、4三振という成績だった。
 
 ダルビッシュが降板後も後を受けたマルティネスもレッドソックス打線につかまり4失点。試合は4-11でレンジャーズが敗戦し、ダルビッシュには7敗目が記録された。
 
 この日は1番から4番までの上位打線は1安打に抑えたが、5番から9番までに10安打と下位打線に捕らえられたダルビッシュ。投球回数5回未満で7失点はキャリアでワーストの数字だ。また、被安打11は5年ぶりのワーストタイと打たれまくった。この数字をバネにしてここからの復活を期待したい。



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