【MLB】イチロー、2安打で歴史を塗り替える 3054安打は歴代単独24位&米国外出身で歴代1位
2017/07/07
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マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が、6日(日本時間7日)に敵地で行われたセントルイス・カージナルス戦に「7番・右翼」で先発出場。2回表に左前安打を放ち、MLB通算3053安打として、歴代24位のロッド・カルーに並ぶと、さらに8回表にこの日2安打目となる安打を中前へ放ち、通算3054安打として歴代単独24位へと浮上した。
遂にイチローが、新たな歴史を打ち立てた。2回にカージナルス先発のワカから逆方向に外野の前に落ちる単打を放ち、MLB通算3053安打目を放つと、4回は二ゴロ、6回は四球。そして、8回に左腕セシルから中前へ3054安打目を放った。
MLB通算3054安打は、歴代では単独24位、そして米国外出身選手と限定すると、ロッド・カルーを抜かし歴代1位の記録となった。27歳からMLBに挑戦している世界のヒットメーカーが数々の米国外出身選手のスタープレイヤーの中の頂点に立った瞬間だった。
また、この日の安打で、歴代23位の安打数を誇るリッキー・ヘンダーソンの記録の3055安打まで残り「1」としている。カルーを抜かした後は、通算「1406」盗塁の史上最高の盗塁王の記録が目前に迫っている。
なお、試合はカージナルスが4-3で勝利。マーリンズは9回表に呉昇桓からチャンスを作るもあと1本が出ず。イチローの快挙達成に華を添えることはできなかった。