【MLB】マエケン、5回1失点で7勝目! 打っても1安打1得点で勝利に貢献
2017/07/08
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ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が、7日(日本時間8日)に本拠地でカンザスシティ・ロイヤルズ戦に先発登板し、投げては5回を86球、4安打、2四球、5三振、1失点、打っては2打数1安打1得点の活躍で、7勝目(4敗)を手に入れた。
心配される立ち上がりの初回は3者凡退と順調な立ち上がりの前田は、2回は4番・ホズマーから三振を奪うと、続くペレスには安打を打たれるが、後続を抑え、無失点。3回も2死から連続四球と捕逸でピンチを迎えるが、ケインにファウルで粘られるも、カットボールで空振り三振に抑え、ピンチを脱する。
しかし、4回に2死からムスターカスに二塁打を打たれると、エスコバーに適時打を許し、先制点を許す。続けて二盗を試みたエスコバーをグランダルが刺し、追加点は許さなかった。
すると、その裏に1死からアトリーが出塁すると、2死から前田が三遊間に安打を放ちチャンスメイク。続くフォーサイスの適時打で同点とすると、シーガーの右前適時打で前田が激走し、一気にホームイン。勝ち越しのホームを踏んだ。
2-1と1点のリードをもらった前田は、5回に先頭打者のゴードンに二塁打を打たれ、犠打で1死三塁と再びピンチを招く。しかし、メリフィールドを打ち取り、続くトーレスをスライダーで空振り三振に仕留め前田はガッツポーズ。この回限りでマウンドを降り、5回を86球、4安打、2四球、5三振、1失点の成績で後続に試合を託した。
ドジャースは6回にプイグの16号ソロで1点を加えると、8回にはアトリーの二塁打で追加点。中継ぎ陣もロイヤルズ打線をしっかり抑え、ドジャースが4-1で勝利。前田に7勝目が記録された。
ローテーションから外されるなど不安定な投球を続けていたが、この時期での「7勝」という数字を見ると、昨季とほぼ変わらない成績(7勝6敗)だ。前回登板は4回途中で5失点という成績だったが、この日は5回でピンチを作りながらもしっかり先発の役割を果たした前田。まだまだローテーションに入り込む力は持っている。