【MLB】アーロン・ジャッジとは何者か? 養子からヤンキースのスーパースターへ
2017/07/11
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10歳の時に養子であることを知る
実は、ジャッジは産まれた次の日にジャッジ夫妻に養子として引き取られたのだ。教師をしていたという夫妻は、ジャッジが10歳のときに、養子であることを告げたという。
「10歳のときに私が養子であることを告げられました。でも、自分は『オーケー、全然構わないよ』といった感じだったと思います。なぜなら、それでも母親は自分の母親で、唯一知っている母親だし、父親も同じで唯一知っている父親だったからです」
「特に変わったことはありませんでした。実を言うと自分でもあまり覚えていないのです。私にとっては大したことではなかったからです」
ヤンキースに入団したジャッジはマイナー時代から一貫して右翼手を守り、2016年にメジャーデビュー。デビュー戦となったタンパベイ・レイズ戦の初打席でバックスクリーンに本塁打を放つ華々しいデビューを飾ると、続く試合でも本塁打。しかし、その後はMLBの壁にぶち当たり、この年は打率.179、4本塁打、10打点で終えた。