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【MLB】元最年長右腕、わずか19日でメジャー復帰も背景にはツインズの厳しい台所事情

2017/07/16

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 ミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ元MLB最年長投手のバートロ・コローン投手(44)が、18日(日本時間19日)のニューヨーク・ヤンキース戦に先発登板することを、ミネソタ州地元紙「スター・トリビューン」など複数米メディアが報じた。
 
 コローンの今季成績は13登板で2勝8敗、防御率8.14と開幕から黒星が先行。昨季はメッツで15勝8敗、防御率3.43という成績を残していただけに、今季から所属していたブレーブスでは期待を裏切る形となっていた。
 
 そして、コローンは6月29日にアトランタ・ブレーブスのメジャー40人枠から外されて事実上の戦力外通告を受け、7月4日にはブレーブスから放出される。しかし、3日後の7月7日にツインズとマイナー契約を締結。そして、チーム事情によりコローンはメジャー40人枠を外れてからわずか19日で再びメジャーのマウンドに立つことになった。
 
 再びメジャー最年長投手として返り咲くことになったコローンだが、地元紙「スター・トリビューン」では「ツインズはここ数週間の故障や不振によって、代えの投手陣をほぼ使い果たしてしまっている。そして、コローンの他のマイナー選手も試してみたがいずれも結果は残せなかった」と、今回の昇格はツインズの厳しい台所事情によるものとの見解を示している。
 
 コローンはツインズ傘下3Aで7月13日に1試合に登板したものの、3回2/3を4失点と結果を残せなかった。しかし、他のマイナー所属選手も良い結果を残せず、実績豊富なコローンがメジャーのマウンドでは最も期待できるという状況になっている。
 
 先発層の薄いツインズでマイナーからメジャー昇格を目指すという目論見が早くも成功し、メジャー最年長選手に返り咲いたコローン。果たして、大ベテランは今季2つ目となる新天地で期待通りの結果を残すことはできるだろうか。



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