【MLB】マエケン、8勝目!チームの11連勝に貢献も、大量点差で続投ならず
2017/07/20
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ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が、19日(日本時間20日)に敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板。5回を投げ1失点とし、8勝目を手に入れ、チームの11連勝に貢献した。
初回にドジャースのテイラーの先頭弾で1点を先制してもらうが、その裏にカブレラに一発を浴び同点とされた前田。2回からは徐々に立ち直り、2回裏には無死一二塁から犠打処理で併殺打を奪い、ピンチを脱した。
ドジャースのヘルナンデスが2回と4回に二打席連続ソロ本塁打で追加点を挙げると、4回にはさらにシーガーが逆方向に2ランを放ち、前田を援護。前田も4回まで危なげない投球を続けた。
5回には1死一塁から、サンチェスのゴロを守備の連携ミスで一二塁とピンチを招くも、続くハンソンを空振り三振、カブレラを二ゴロに抑え、勝利投手の権利を手にする。
すると、打線が6回表に5連打で4点を追加し、前田を大量援護。しかし、6回表のマウンドに前田は上がらずに、この日を5回83球、5安打、1四球、3三振、1失点で降板した。
試合は8回表に突然の豪雨が降り出し、試合中断。結局コールドゲームとなり、ドジャースは9-1で勝利。前田には8勝目が記録された。
6回表の攻撃が長引いたという理由からの降板かもしれないが、この点差で前田を続投させなかったのはロバーツ監督の前田への信頼度が依然として低いことの現れかもしれない。好調ドジャースで終盤戦、そしてポストシーズンで起用されるように、今後も前田は安定感のある投球を続ける必要がある。