プランB・上原浩治「代わりの抑え」起用も レッドソックス、ブルペンの基本戦略
上原浩治がレッドソックスで3度目のスプリング・トレーニングに入った。昨年終盤の投球内容も踏まえて、守護神・上原の起用法についてチームとして対応策を考えているという。
2015/02/24
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守護神の座は変わらず
上原浩治がレッドソックスで3度目のスプリング・トレーニングに入った。
初年度の2013年はセットアップとして、翌14年はディフェンディング・ワールドチャンピオンのクローザーとしてだった。
そして守護神の立場は今季も変わりない。
ただ、球団は以前にもまして彼の起用に慎重を期すことになりそうだ。『コムキャスト・スポーツネット』のショーン・マクアダム記者は以下のように報じている。
Closer Koji Uehara will turn 40 days before the season starts and the Red Sox intend to monitor his workload more carefully in 2015, especially after a lower back ailment last season caused a late-season slump.
クローザーの上原浩治は開幕数日前に40歳になる。昨季シーズン終盤には腰を痛め調子を崩しているだけに、レッドソックスは以前にも増して、2015年は彼の負担を注意深く見守ることになるだろう。
実際ジョン・ファレル監督は「他の救援投手より少しだけ注意が必要」としている。
“We’ve discovered some things in a stretch of games, after a certain number of pitches, we have to take the ball out of his hands maybe a little more. But he’s had a healthy off-season and he feels great right now.”
「われわれは昨季終盤に(彼の乱調から)いくつかのことを学んだ。今季は、ある程度多くの球数を投げた後は、いつもよりも少し長めに休養してもらうことになるだろう。もっとも、オフの間に痛みが再発するようなことはなく、現時点での体調は良いようだ」