【MLB】マー君、3回の乱調響き8勝目ならず。一発病治らず今季26被弾は自己最悪
2017/07/23
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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は、22日(日本時間23日)に敵地で行われたシアトル・マリナーズ戦に先発登板。3回に制球が甘くなり6回4失点と試合を作れなかったが、降板後にチームが同点に追いついたため黒星は消滅した。
初回、田中は二死から3番・カノに二遊間を破られる中前打を許したが、続く4番・クルーズを中飛に打ち取る上々の立ち上がりを見せる。1点の援護を貰った直後の2回にも二死からハニガーに安打を浴び出塁を許したが、続くダイソンをスプリットで三振に仕留め無失点。
しかし、3回に9番・ズニーノにフルカウントから投じた直球が真ん中付近に甘く入り、左中間スタンドへ飛び込むソロ本塁打を被弾。そして、一死を奪った後には2番・ギャメルに初球のカーブを狙い打たれ、今度は右翼スタンドにソロ本塁打を浴び逆転を許してしまう。田中はこれで今季26被弾となり、2015年に記録した25被弾の自己ワーストを更新してしまった。
その後も二死からクルーズに三塁への内野安打、シーガーには左足甲への死球を与え二死1・2塁のピンチを招くと、バレンシア・ハニガーに連続適時打を浴びこの回4失点。要所で制球が甘くなり、痛打を許してしまうイニングとなった。
4回以降は持ち直し、3イニング連続で三者凡退に抑え、田中は6回を投げ切ったところで降板となった。田中は6回を97球で7安打(2本塁打)、6奪三振、無四球、4失点という内容だったが、降板後にチームが同点に追いついたことで、黒星は消滅した。