【MLB】田澤、リード時に登板し1回1失点、イチローは技ありの左前打で歴代22位まで残り「3」
2017/07/23
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マイアミ・マーリンズのイチロー外野手と田澤純一投手は、22日(日本時間23日)に敵地で行われているシンシナティ・レッズ戦に途中出場した。
田澤は2点リードの8回に5番手として登板。直近9試合は無失点と故障から復帰後は安定感を取り戻していた田澤だったが、今回登板は精彩を欠いてしまった。
前回登板で味方の作った無死1・2塁のピンチを凌いだ田澤だったが、この日は先頭のデュバルに対し初球のカーブがすっぽ抜け死球を与えると、スアレスに速球を中前に弾き返され無死1・2塁のピンチを招く。そして、続くジェネットに適時打を浴びてしまい1失点で1点差に迫られてしまう。
なおも無死1・3塁と一打同点のピンチを背負った田澤だったが、メソラコを直球で空振り三振に仕留めると、この試合で本塁打を放っているキブルハンを一直併殺打に打ち取り、大ピンチをなんとか1失点で切り抜けた。
田澤の連続試合無失点は「9」でストップしたが、リード時のマウンドを任せられるなど、後半戦は首脳陣の信頼を徐々に掴んできているようだ。
イチローは1点リードの9回二死に代打出場。100マイル近くの速球を武器とする右腕・イグレシアスとの対戦となったが、イチローは3球ファールで粘った後、4球連続で投じられた速球を逆らわずに左前に弾き返し出塁。続くゴードンも左前安打で出塁しチャンスを作ったが、好機でスタントンが二直に倒れ得点にはつながらなかった。
イチローはこの日の安打でMLB通算3057安打を記録し、今季打率を.233とした。また、3060安打で歴代22位のクレイグ・ビジオまで残り3本としている。
試合は、9回を守護神のラモスが無失点で締めて1点のリードを守り切り、マーリンズが5-4で勝利した。