「彼はプロフェッショナル」ダルビッシュ2度目のフリー打撃登板で、主力選手も称賛
ダルビッシュが今春2度目のフリー打撃に登板した。昨年8月以来となるメジャーのバッターたちへの投球となったが出来は上々。対戦した各打者からも称賛のコメントが上がった。
2015/02/28
Getty Images
チームの誰もが認める柱になりつつあるダルビッシュ
今季レンジャーズの正捕手は昨年強肩強打でブレークしたチノリスが務める可能性が高いが、ダルビッシュとは相性が悪く、去年は3試合しかバッテリーを組んでいない。今季はこのコーポランがパーソナルキャッチャー(専属捕手)を務める可能性もあり新妻とのコミュニケーションもキャンプでの課題となりそうだ。
支配的と評された今回のフリー打撃だが、唯一大きな当たりを放ったのは秋信守。高めに浮いたボールをライトスタンドまで運ばれダルビッシュにとっては今シーズンの初被弾となった。
ダルビッシュ自身も相手面子の豪華さに「少し力が入りすぎて前回と比べるとバランスを崩した」としながらも「速球には力があったし変化球も切れていた」と満足げ。秋の本塁打に「あの打球はアリゾナの乾いた風に乗った」と言えば秋も「確かに深いライトフライだったよ」と返すなど4年目のキャンプを迎えチームメイトとの関係も良好だ。
チームリーダーも務めるベルトレはチーム内でのダルビッシュの重要性を以下のように語っている。
“There’s no doubt he’s a huge part of this team, obviously without him it’s going to be hard to get that rotation in place,” Beltre said. “We hope that he’s healthy and we hope that he can stay like that all year.”
「彼がチームで重要な位置にあるのは疑いようがない、彼抜きではローテーションが成り立つのが難しいことは明らかだ」とベルトレは言う。「俺たちは彼が健康であること、1年間ずっと健康でいられることを望んでいるよ」
チームの誰もが認める柱になりつつあるダルビッシュ。チーム、そして自身としても不本意な結果に終わった昨年のリベンジに向けて、頼れるエースは順調なキャンプを送っている。
出典:Rangers notes: Darvish dominates, but Choo finds a pitch Stefan Stevenson in Fort Worth Star-Telegram in Feb.27 2015
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