【MLB】ダルビッシュ、大炎上で自己ワーストタイの9敗目 自責10は日本人投手史上最悪
2017/07/27
Getty Images
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、26日(日本時間27日)に本拠地で行われたマイアミ・マーリンズ戦に先発登板。3回2/3を9安打、2四球、5三振、10失点(自責10)と自己最悪の成績でノックアウトされ、自己最悪タイとなる9敗目(6勝)を喫した。また、自責点10は日本人投手の歴史の中でも過去最悪の数字になった。
ダルビッシュは初回に先頭のゴードンと3番・イェリッチにいきなりの2被弾2失点。2回、3回は無安打に抑えるが、4回には連打からイチローに右中間を破られるエンタイトルツーベースで失点。さらに続くディートリッチには2点適時打を浴び5失点とする。
その後は2死とするが、ゴードンに繋がれると、スタントンにも適時打。そして満塁からオスナに走者一掃の3点三塁打を打たれ、ダルビッシュは自己ワーストの9失点でノックアウトされた。
さらに後続のジェフレスにオスナを本塁に還され、この日の成績を3回2/3を9安打、2四球、5三振、10失点(自責10)とした。
試合はその後、レンジャーズが反撃するもダルビッシュの10失点は大きく、また、後続もさらに打たれマーリンズに22-10と大敗した。
日本人投手による自責10は、2000年8月17日にコロラド・ロッキーズの吉井理人投手(5回自責9)と、2009年8月27日のボストン・レッドソックスの田澤純一投手(4回自責9)超えて、日本人史上最悪の成績となった。
また、9敗目も2012年、13年に並び自己最悪タイの数字。トレード期限前で最後の登板とも言われている試合で、歴史に残る大炎上を喫したダルビッシュ。今後の去就にもますます注目が集まる。