【MLB】イチロー、安打数歴代22位に並ぶ! 二塁打で通算3060安打を達成
2017/07/29
Getty Images
マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が、25日(日本時間26日)に本拠地でのシンシナティ・レッズ戦の6回裏に代打として出場。右越え二塁打を放ち、MLB通算3060安打として、歴代22位のクレイグ・ビジオ氏に並んだ。
イチローはチームが2-3と1点をリードされた6回裏に代打として登場。無死一塁からレッズの中継ぎのロレンゼンの変化球をとらえ、打球は右翼手の頭上へ。今季4本目の二塁打となり歴代22位タイとなるMLB通算3060安打を記録した。
ビジオ氏はヒューストン・アストロズ一筋で主に90年代から00年代にかけて活躍した二塁手兼外野手。当時のアストロズの「キラービーズ」と呼ばれる強力打線のリードオフマンとしてチームを支えた。球宴出場7回や、シルバースラッガー賞5回など輝かしいキャリアを持った名選手だ。
安打数歴代22位に並んだイチローが次に目指す選手は21位のデーブ・ウィンフィールド氏の3110本の記録である。残り50本とこれまでに比べて少し間隔が空いているが、イチローは今季中にどこまで近づくことができるのか。「生きる伝説」の挑戦はまだまだ続く。
(編集部注:歴代22位という数字は球団発表に基づく。『MLB.com』はイチローを21位としているが、順位の違いは「1887に四球を安打と計上していた頃の記録を入れている(MLB公式の記録に四球を足すと3071安打、日刊は3081安打を使用)」か「ナショナルアソシエーション時代の記録を計上して四球を安打とするルールを抜いた記録の3435安打」のどちらを使用しているかによる。当サイトでは暫定的にアンソンの記録はナショナルアソシエーション時代の記録を上乗せした3435安打として計算し、歴代21位はウィンフィールド氏とする)