【MLB】ダルビッシュ、5回10三振で8勝目も制球難で「苦しい試合だった」
2017/08/11
ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が、10日(日本時間11日)に敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。5回を投げ106球、5安打、2四球、10三振、2失点で移籍後2連勝となる8勝目を手に入れた。試合後にダルビッシュは現地『スポーツネットLA』のインタビューに答え、「苦しい試合」だったと語った。
この日のダルビッシュは制球に苦しんだ。初回はすべての打者にフルカウントの投球。4回を除いて初球がストライクに入らない投球も続いた。ダルビッシュ自身も、「初球のストライクが取れなくて、すごく苦しい試合だったんですけど、なんとか三振でアウトを取れて、まとめられた」と振り返った。
一方でスライダーは良かったと語る。「ツーシームのコマンド(制球)が悪すぎてなかなかストライクが取れなかったのですが、スライダーの回りとキレがすごく良かったので、助かりました」
しかし、制球に苦しみながらも与えた四球はわずかに2つ。さらに10奪三振として今季6試合目の2桁三振試合とした。MLB通算では980三振。史上最速イニングでの1000三振も目前に迫っている。
ダルビッシュの粘りの投球で8-6と勝利したドジャースは、今季81勝目を記録。圧倒的な成績で29年ぶりの世界一に向けて突き進む。