【MLB】カブスが外野4人シフトの奇策! 長打警戒も一塁線を破られ失敗
2017/08/15
Getty Images
シカゴ・カブスが、14日(日本時間15日)に本拠地で行われたシンシナティ・レッズ戦で主砲のジョーイ・ボットー内野手相手に「外野4人シフト」と奇策に打って出た。
カブスは5回表1死走者なしの状況で相手の主砲のボットーを迎えると、三塁手のブライアントを左中間に移動させて外野に4人選手を配置するシフトを展開した。しかし、ボットーは内角の厳しい球を引っ張ると、打球は一塁線を抜けてしまう。外野4人シフトを物ともせずに二塁打を放つことに成功した。
Joey Votto: Breaker of shifts. pic.twitter.com/57lh5lrhRM
— MLB (@MLB) August 15, 2017
ボットーはその打席まで無安打だったが、5回にシフトを破る安打を放つと7回、9回にも安打を放ち、今季の成績を打率.317、31本塁打、83打点とした。また、この試合で19試合連続2回以上の出塁を達成。過去に達成したことがある選手はピート・ローズ、テッド・ウィリアムズ、そしてバリー・ボンズだけという大記録だ。
なお、試合は序盤に7点をリードしたカブスが、7回に集中打で6点を追加。さらに8回にもバエズの本塁打で2点を追加し、15-5でレッズに快勝した。