【MLB】ダルビッシュ、指揮官の“予言”通りの逆転サヨナラ劇で黒星消える
2017/08/17
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ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が、16日(日本時間17日)に本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板。6回を投げ、8安打、1四球、2三振、3本塁打、3失点の成績。チームは9回裏まで2-4で負けていたがプイグの劇的なサヨナラ打によって、ダルビッシュの負けは消えた。
この日が31歳の誕生日のダルビッシュは初回に先頭打者に一発を食らうと、6回までにソロ本塁打3本によって3点を失う。また、三振もこの日は通常のように奪うことができずにキャリア最少の2三振。さらに打線もダルビッシュを援護できずに、7回表に投球練習を行うも降板した。
その後、打線もホワイトソックス投手陣を打ち崩せず、チームも1点を失い、試合は9回裏に突入。しかし、ここからMLB最高勝率チームが驚異の粘りを見せる。
1死一塁からフォーサイスが左翼に適時二塁打を放つと、バーンズがつなぎ一三塁で打席にはプイグ。プイグはフルカウントからファウルで粘ると、直球を振り抜き打球は左中間へ。一塁走者のバーンズが激走してホームイン、2点を入れる逆転サヨナラ適時打となった。
劇的なサヨナラ勝ちを果たした試合後に、ドジャースのJPホーンストラ記者は自身のツイッターで、「プイグによると、ダルビッシュ降板後にロバーツ監督はダルビッシュに“心配するな。君は負けないだろう”と語った」と速報。ロバーツ監督はチームがこのままでは終わらないと予言をしたというのだ。
ダルビッシュも劇的なサヨナラ勝利のあとに、自身のツイッターで「OMG」と投稿。見ているファン誰もが“oh my god”と言いたくなるような勝利でドジャースが4連勝を飾り、誕生日のダルビッシュの黒星を消した。