スタントンが挑む先人たちの本塁打記録 どこまで迫れるか【編集部フォーカス】
2017/08/31
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マイアミ・マーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手が打ちまくっている。29日(30日)に敵地で行われたワシントン・ナショナルズ戦でも本塁打を放ち、8月は月間18本塁打と量産。今季の本塁打数を51本として、MLB歴代33位タイとした。ナ・リーグの選手として50本塁打を放ったのは2007年のプリンス・フィルダー内野手以来10年ぶりの快挙だが、史上9度目の60号も射程圏内へと入っている。今日は、スタントンが挑む先人のシーズン本塁打記録トップ10を紹介する。
10位:58本塁打=ライアン・ハワードら4人
58本塁打を放っているのは4人。ジミー・フォックス(1932)、ハンク・グリーンバーグ(1938)、マーク・マグワイア(1997)、ライアン・ハワード(2006)だ。フォックスとグリーンバーグは両者殿堂入りの伝説的な打者だ。マグワイアはこの年リーグをまたいでの記録なので本塁打王とは認定されなかった。ハワードはこの年のシーズン終了後に日米野球で来日。怪物的なパワーで日本人の度肝を抜いた。
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