【MLB】メッツが青木の獲得を発表。9月の日本人選手移籍は岩村明憲氏以来2人目
2017/09/03
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ニューヨーク・メッツは2日(日本時間3日未明)、トロント・ブルージェイズの40人枠から外され、自由契約となっていた青木宣親外野手の獲得を発表した。青木は今季3球団目の所属となり、メジャー6年目で7球団目の所属となった。
9月に日本人選手が移籍したのは、2010年にピッツバーグ・パイレーツからオークランド・アスレチックスに移籍した岩村明憲氏以来、史上2人目となった。
今季、青木はアストロズとブルージェイズの2球団で83試合に出場し打率.274、5本塁打、27打点、5盗塁、出塁率.319、OPS.721という成績を残しているが、双方のチーム事情もありシーズン途中で2度放出となっていた。
現在、メッツは主力に故障者が続出しナ・リーグ東地区4位に低迷。昨年はワイルドカードでポストシーズンに進出、一昨年は地区優勝を果たしたが今季のポストシーズン進出は絶望的だ。しかし、外野手が手薄となっているチーム事情から、今回の青木獲得に至ったようだ。
チームは消化試合に突入してしまっているが、青木にとって残りのシーズンは来季以降も米球界でプレーするために、重要な期間となりそうだ。