【MLB】ド軍ロバーツ監督、会見で珍しく激怒 怒りの矛先は・・・ファン?
2017/09/09
Getty Images
ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、8日(日本時間9日)に敗戦した試合後に本拠地のファンに対しての怒りを爆発させた。
ダルビッシュが5失点で敗戦投手となった試合。ロバーツ監督はダルビッシュについては、「良くなっている」と突如崩れたことに対しても泰然自若としていたが、中継ぎ投手バイエズへのファンの反応について聞かれると態度が一変した。
「本当に馬鹿げている。ファンがどれだけ熱狂的で、物知りだとしても、とても無責任で馬鹿げていると思う」と怒りをあらわにしたと、複数ソースが伝えた。
この日、バイエズは3番手として登場。しかし、9月に入り、直近3戦で2敗を喫し、7失点と絶不調のバイエズに対して本拠地のドジャースファンは投球前から自軍の選手に対してブーイングを浴びせかけた。このファンの態度がロバーツ監督の逆鱗に触れた。
「ドジャースの一員として戦い、成長だけをする選手だ。防御率も2.50。それでホームでブーイングを受ける。今日、本当に腹が立ったことだ」と会見中でも明らかに怒った様子だったロバーツ監督。
「バイエズは努力して良い結果を出そうとしている。さらに今まで多くの素晴らしい仕事をしてきた。それなのに我々のファンは球場に来てブーイングで歓迎するのか?本当に馬鹿げている」とファンの態度を痛烈に批判した。
また、バイエズのファンへの答えはどうだったかと聞かれると、「とても最高だった」と投球内容に触れて答えたロバーツ監督だったが、ファンはやりたいことをする権利があると語りながらも、最後までファンの反応には納得がいかない様子だった。
この日のバイエズは1回を投げ、1四球も3三振と復活の投球。ドジャース29年ぶりの世界一奪還に向けて必要な戦力はブーイングにも負けずに自分の仕事をやり遂げた。