【MLB】“可愛すぎる”珍客襲来? 試合中にヤンキースの未来のエースを虜にしたカマキリが話題に
2017/09/12
Getty Images
米国を襲ったハリケーン「イルマ」の影響で、レイズの本拠地のフロリダ州セントピーターズバーグで行われる予定だった11日(日本時間12日)のレイズ対ヤンキースの試合は、ニューヨーク・メッツの本拠地シティ・フィールドでの代替開催となった。ヤンキースにとってはホームのような地だが、試合中に突如ベンチに現れたとてもかわいらしい珍客が話題となっている。
試合に臨んでいるヤンキースベンチに突如現れたのはカマキリだ。ヤンキースのテレビ局『YESネットワーク』がダグアウトのフェンスの紙コップの上にいるカマキリを映すと、実況のマイケル・ケイ氏は「カマキリが紙コップをあげたルイス・セベリーノと仲良しになっています」と実況。「ここ2〜3回の間、セベリーノはカマキリとコミュニケーションをとり続けています」と解説した。
さらに、カメラには紙コップの上でまるで踊っているかのような動きをするカマキリの様子も映り、「素晴らしいリズムで、カマキリが踊っています」と伝えられた。
セベリーノはカマキリとずっと遊んでいたようで、アーロン・ジャッジ外野手にコップにくっついているカマキリを見せて驚かせたりしている様子もファンがツイッターに投稿している。
さらに、試合後にMLBの公式ツイッターが、「最新のセプテンバーコールアップ:ミッキー・マンティス」(ヤンキースの名選手ミッキー・マントルとカマキリの英語Mantisをかけている)と紹介すると、ファンからは、「とてもかわいい」、「すでにジャッジより素晴らしい」、「マントルのように酔っ払っているの?」などと反応もあり、ファンからの評判も上々だ。
カマキリのパワーもあってか、ヤンキースはこの試合を5-1で快勝。カマキリは前足を上げた姿が祈っている(Praying)様子に見えることから英語ではPraying Mantisとも呼ばれているが、果たしてヤンキースファンの願いであるポストシーズン進出、さらには逆転地区優勝は叶うだろうか。ファンとカマキリの祈りとともに、ヤンキースは地区首位のレッドソックスを追いかける。