【MLB】元ヤンキース、デイモン氏がスポーツと政治の関わりに警鐘
2017/09/17
ボストン・レッドソックスやニューヨーク・ヤンキースなどで活躍したジョニー・デイモン氏が、15日(日本時間16日)に米『フォックス』の朝のニュースに出演。政治と関わりが深くなってきているスポーツ界に警鐘を鳴らした。
トランプ米大統領の番組にも出演経験があり、大統領選のときからトランプ氏を支持していたというデイモン氏は、スポーツと政治の関わりについて、「私はスポーツをスポーツのために見たい。政治が関わったスポーツはとても厄介だ」と語った。
また、『ESPN』のジャーナリストが、自身のツイッターでトランプ米大統領を批判した件については、「もしESPNが政治的なチャンネルになったら、多くの人が観なくなるだろう」と意見を述べた。
しかし、一方でNFLに広がる国歌斉唱時に起立せずに抗議する行動には、ラスベガスで不当に逮捕されたシアトル・シーホークスのマイケル・ベネット選手を例に出して、「私たちはそれから学ぶことができる」として、賛成した。
デイモン氏は95年から12年まで18シーズンをMLBで過ごし2回の世界一を経験。通算成績は2769安打、打率.284、235本塁打、1139打点、408盗塁。レッドソックス時代は長く生やしたヒゲが代名詞だったが、ヤンキースに移籍後は剃り落として別人のようになったことも話題となっていた。