【MLB】ダルビッシュ、6回途中を自責0の1失点と好投も後続打たれ3季ぶり10勝はお預け
2017/09/20
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ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手は、19日(日本時間20日)に敵地で行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発登板。5回1/3を1失点(自責0)と好投したが、降板後に後続が逆転を許し勝利投手の権利は消滅。2014年以来、3季ぶりとなる10勝、日米通算で10回目となる2桁勝利はお預けとなった。
初回、ダルビッシュは上位打線を全員ゴロアウトに抑える上々の立ち上がりを見せる。2回は先頭のホスキンスに四球を与え走者を背負ったが、ウィリアムスを左飛、アルテールを遊ゴロ、クロフォードをスライダーで空振り三振に仕留め、つけ入る隙を与えない。
そして、3回には女房役のグランダルがソロ本塁打を放ち、1点の援護を貰った。援護を貰ったダルビッシュは3回裏、アルファーロ・ノラを連続三振に仕留めた後に、この日初安打を1番のヘルナンデスに浴びるが、続くガルビスを速球で空振り三振に仕留めた。
4回にはグランダーソンの適時二塁打で2点目を貰ったダルビッシュ。その直後の4回裏には先頭のヘレーラに二塁打を浴び、この日初めてのピンチを背負ったが、後続を三者凡退に抑え得点を許さなかった。
ダルビッシュは5回を三者凡退に抑え勝利投手の権利を得ると、6回も続投。6回は一塁手・ベリンジャーの失策で先頭のヘルナンデスに出塁を許す。その後もヘレーラに安打を浴びて一死1・2塁のピンチを招くと、ホスキンスに適時打を浴び1点を失い、ダルビッシュはここで降板となった。
ダルビッシュは5回1/3を97球で4安打・7奪三振・1四球・1失点(自責0)という内容で防御率を3.96と3点台に戻し、試合を後続に託した。
2番手・ワトソンは安打を浴びてピンチを満塁に広げたが、アルテールを遊ゴロ併殺打に打ち取る好リリーフを見せた。しかし、3番手・バエズが乱調で4点を失いダルビッシュの勝利投手の権利は消滅。3季ぶりの2桁勝利はお預けとなった。
その後、ドジャースは反撃ならず2-6で敗戦し3連敗となった。