【MLB】マエケン、3回2失点で勝敗つかず POでの役割を監督明言「前田はブルペンの武器」
2017/09/22
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ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が21日(日本時間22日)、敵地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発登板。3回を3安打、2四球、3三振、2失点で勝ち負けはつかなかった。
初回に1点をもらった前田だったが、その裏に四球と安打で無死からいきなりピンチを迎える。しかし、ここを2者連続三振、満塁としてから見逃し三振で失点を防ぐ。
2回は三者凡退に抑えた前田。3回はウィリアムスに2ランを浴び逆転されると、4回の打席で早くも代打を出されこの日の登板を終えた。3回を61球、3安打、2四球、3三振、2失点の成績だった。
試合はその後、ドジャースが逆転に成功。前田の負けはなくなり、チームは5-4で勝利。地区優勝へのマジックナンバーを残り「1」としている。
試合後にドジャースのロバーツ監督は前田について、「前進している。我々は彼をブルペンの武器であると考えている」と明言したと『LAタイムズ』のアンディ・マカラフ記者が速報。前田は大方の予想通りポストシーズンでは中継ぎとしての登板となるようだ。
先発としては直近4試合で3回目の3回での降板。前田はポストシーズンに向けて新たな役割を任されることとなるが、果たして期待通りの投球ができるのだろうか。ちなみに今季は中継ぎとして2試合に登板し、5回を3安打1失点に抑えている。