松井秀喜氏の新たなる挑戦 コミュニケーション力にファンは注目
松井秀喜氏がブライアン・キャッシュマンGMの特別補佐に就任すると発表された。指導者としてその実績や真摯な姿勢が高く評価される一方で、いつも通訳帯同だった氏のコニュニケーションに不安も感じるファンの声もあるようだ。
2015/03/12
Getty Images
現役時代のインタビューは日本語で応じた
確かにその通りだろう。もっとも、この記事に寄せられた読者のコメントはやや異なるものだ。
A fine player and gentlemen. Not sure but when Matsui played for NY I believe he needed an interpreter. I’m assuming that is no longer true.
素晴らしい選手であり紳士だ。でもヤンキースでの現役時代、彼は通訳が必要だったと記憶している。今はそうじゃない(通訳を必要としない)と思いたい。
Interesting. A special consultant for Cashman and yet he still needs an interpreter. Doesn’t that make the job rather difficult? Will he also be coaching?
(特別補佐就任は)興味深いニュースだ。まだ通訳を必要としているのにキャッシュマンへの特別補佐か。それでこの役割は務まるのだろうか? コーチもやるようだし
指導者としての重要なのは、現役時代の実績以上にコミュニケーションだ。インストラクターとして乞われた松井氏は、もちろん長くメジャーリーグでプレーしていただけに英語が話せないわけではない。しかし現役時代は日本語以外でインタビューに応じたことがほとんどなかったのも事実で、それをファンは知っている。
記者会見でも「スペシャル通訳がいなくても大丈夫なようにやっていきたい」と笑いを誘ったようだ。今後の環境整備はこれからだろうが、彼が現役時代に培った貴重な経験の数々を、どのように未来のヤンキースにメッセージとして伝えていくのか、興味は尽きない。
<出典>:”What’s Hideki Matsui’s new role with Yankees?” @ NJ.com by Brendan Kuty in Mar. 10th 2015
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