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【MLB】マー君、米報道で「ポストシーズンの活躍が疑問視される5人」に選出 2季ぶり登板で雪辱晴らせるか

2017/09/24

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 田中将大投手が所属しているニューヨーク・ヤンキースは、23日(日本時間24日)に敵地で行われたトロント・ブルージェイズ戦に5-1で勝利し、2季ぶりとなるポストシーズン進出を決めた。
 
 チームはポストシーズン進出を決めたが、一方で今季不調の田中について、ポストシーズンの活躍を不安視する声が大きくなってきている。
 
 米スポーツサイト「ザ・スコア」では、23日付で「ポストシーズンに向けて答えを追い求め続けている5選手」というタイトルで特集を掲載。この特集では、既にポストシーズン進出確定、もしくは進出濃厚のチームが対象となっており、後半戦の成績が振るわず今後のポストシーズンでの活躍が疑問視されている5名が選出。そして、田中はその5選手のうちの1人となってしまった。
 
 田中の他には、昨季サイ・ヤング賞を手にしながらも今季は不調に苦しんでいるボストン・レッドソックスのリック・ポーセロや、シカゴ・カブスのジョン・レスター、コロラド・ロッキーズのグレッグ・ホランド、ヒューストン・アストロズのランス・マックラースなどが選出されている。
 
 いずれの選手も後半戦は防御率4~8点台の不調に陥ってはいるが、チーム事情によってポストシーズンでその姿を見ることになる可能性が高くなっている。
 
 記事によると、田中の後半戦成績は11試合に登板して防御率4.15、Whip1.13、9イニング当たりに何本の本塁打を打たれているかという指標のHR/9は1.56となっている。
 
 そして、同記事では田中を「後半戦は前半戦に比べれば悪くはないが、ヤンキースの想定通りとなるパフォーマンスは発揮できなかった。そして、金曜日の試合ではメッタ打ちに遭い、直近3試合で自責点16を記録してしまっている」と評しており、安定感を欠く内容が続いていることを不安視している。
 
 一方で「現在、ヤンキースは若手のルイス・セベリーノ、トレードで加入したソニー・グレイに次ぐ3番手の先発投手がいないが、田中のこれまでの実績を信じれば、どん底に落とした調子をこれから取り戻す可能性は大いにあるだろう。しかし、田中が大荒れの2017年を送ったということも否定はできない」とも評している。
 
 今季は安定感を欠き、ファンや地元メディアから厳しい評価を受けることも多かった田中。2季ぶりのポストシーズンも先発登板が濃厚となっているが、今度こそはチームやファンの期待に応え、下馬評を跳ね返す好投を見せることはできるだろうか。



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