【MLB】マリナーズ、今年もポストシーズン逃す イチロー初年度以来進出なしで最も遠ざかっている球団に
2017/09/25
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シアトル・マリナーズは24日(日本時間25日)、本拠地でクリーブランド・インディアンスに2-4で敗戦。この敗戦によって16年連続でポストシーズン進出を逃すこととなった。
16年連続ポストシーズン未進出はMLBの30球団の中で現在最長の記録だ。最後に進出したのはイチローがMLB挑戦を果たした2001年。この年は歴史的快進撃によってMLBタイ記録となるシーズン116勝を挙げ、ポストシーズンへ進出した(リーグチャンピオンシップシリーズでヤンキースに敗戦)。
マリナーズの次にポストシーズンから遠ざかっている球団はマーリンズで、2003年以降14年連続。次いでパドレスの11年、ホワイトソックスの9年となっている。
今季のマリナーズは先発陣にドリュー・スマイリー投手を補強したが、WBCに出た後にシーズンアウト。まさかの1試合も投げられずにシーズンを終えてしまうと、先発陣の柱でもあった岩隈久志投手も開幕直後にリタイア。さらにエースのフェリックス・ヘルナンデス投手も故障、新加入のヨバニ・ガヤルド投手も不調など、チームの戦力がかみ合わなかった。
それでも終盤まではポストシーズン争いに食い込んでいたが、この日までの直近10試合で2勝8敗と最後の最後に大失速。今年もポストシーズン進出を逃してしまった。