【MLB】ヤンキース戦で珍事件 投球コースを叫び観客退場 スペイン語で「外角!外角!」
2017/09/27
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ニューヨーク・ヤンキース対タンパベイ・レイズ(現地26日、ヤンキー・スタジアム)でファンが退場になる珍事が起こった。
8回裏、ヤンキースが4-1とリードしている場面2死一三塁から打席にはサンチェスが入る。カウントがフルカウントとなったところで、ダン・ベリーノ球審は突然タイムをかけ、バックネットに近づきセキュリティーに何かを指示。何事かと場内はざわつき、ヤンキースの実況陣は「何か美味しい食べ物を注文したのか」とジョークを飛ばしていたが、このときに球審は観客を退場させることを指示していたのだ。
試合後にこのとき打席にいたサンチェスと、捕手のラモスはそろって観客が「外角!外角!」とスペイン語で叫んでいたことを証言。ラモスは「ズルみたいなものだ」と感想を述べた。
また、球審の判断に両軍の監督も賛辞。レイズのキャッシュ監督は「ヤンキースはうまく対処したね」と記者へ答えた。
試合はヤンキースが6-1で勝利。ちなみにサンチェスはその打席で外角の球を中前に運び適時打を放った。