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【MLB】メジャー唯一の42歳ナックルボーラー・ディッキー。引退可能性も示唆、見納めの日も近い!?

2017/09/28

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 今季はメジャーリーグ唯一のナックルボーラーとなっている、アトランタ・ブレーブスのR.A.ディッキー。42歳と大ベテランの域に入っているが、今季も魔球を武器に先発ローテーションを守り切り、苦境のチームを支え続けた。
 
 メジャーではボストン・レッドソックスのスティーブン・ライト投手がもう一人のナックルボーラーとなっているが、今季は5試合に登板して1勝3敗、防御率8.25と振るわず、膝の故障の影響で今季絶望となっている。
 
 そのため、現在メジャーの舞台に上がっているナックルボーラーはディッキーのみ。そんなディッキーは、今季31試合に先発登板し190回を投げ、10勝10敗、136奪三振、67四球、防御率4.26、Whip1.37という成績を残している。
 
 特に、投球回はチームトップで、ナ・リーグ全体でも10位となっている。チームはナ・リーグ東地区3位に沈み、ポストシーズン進出の可能性も消滅しているが、ディッキーは1年間先発ローテーションを守り続けた。
 
 26日(日本時間27日)のメッツ戦では先発登板し、青木宣親外野手を3打数無安打と完璧に封じ込めるなど、7回途中2失点と好投したが、後続が打たれ11勝目とはならなかった。
 
 チームを勝利に導くことはできなかったが、疲労の溜まるシーズン佳境でもメジャーの舞台で好投を見せ、まだまだ主力であることを印象付けるマウンドとなった。
 
 そんなディッキーだが、22日(日本時間23日)のCBSスポーツ電子版では引退の可能性も示唆。同記事によるとシーズン終了後に選択を下すようだが、マリアノ・リベラやデビッド・オルティスのように、好成績を残しながらも引退を選ぶ可能性も十分にある。
 
 メジャー唯一のナックルボーラーとして活躍を続けているディッキー。通算200勝をマークしたナックルボーラー、ティム・ウェイクフィールドは45歳まで現役生活を続けたが、ディッキーは果たしてシーズン終了後にどのような選択を下すだろうか。ベテランの今後からも目が離せない。



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