【MLB】今月で44歳を迎えるイチロー、地元局の総評で高評価「とても衰えているように見えなかった」
2017/10/03
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今季、チームはポストシーズン進出を逃し2017年シーズンが終了となったマイアミ・マーリンズのイチロー外野手。
今季は外野の4番手として、主に代打として活躍を続けたイチロー。MLBの最多代打安打記録まで残り「1」と迫っていたが、惜しくも記録達成とはならず、今季は136試合出場で打率.255(196-50)、3本塁打、20打点、1盗塁、出塁率.318、OPS.649という成績を残した。
また、通算安打も歴代22位となる3080本に伸ばし、歴代21位のキャップ・アンソンの3081本まで残り「1」とした。
そして、米国「CBSマイアミ電子版」では、2日(日本時間3日)付で今季のマーリンズを総評する特集を掲載。そして、その中でイチローについても言及しており高い評価を下している。
記事では、以下のように今季のイチローを評している。
「今月で44歳を迎えるイチローは、外野の4番手として活躍した。そして、シーズン後半を見たらとても衰えているようには見えなかった。7月4日時点では打率.202と振るっていなかったが、それ以降は打率.315と復活し最終打率は.255でフィニッシュ。そして、27本の代打安打は球団最多記録となった」
また、マーリンズのドン・マッティングリー監督も「シーズンが進むにつれて、イチローは調子を上げてきた。そして、後半戦の打撃は本当に良かった。彼のプレーを見るのは、楽しくて宝物のような時間だよ」と絶賛。
前半戦は振るわなかったが、後半戦に調子を取り戻したことに高評価が下されており、来季以降も活躍が期待できると評されている。
今季は限られた場面でも自らの役割を果たし続けたイチロー。球団側が来季契約のオプションを有していることから去就が不透明となっているが、果たして、来季もメジャーの舞台で躍動する姿を見せることはできるだろうか。