強豪集うポストシーズン。一戦必勝の短期決戦を戦い抜く5人のエース達<ナ・リーグ編>【編集部フォーカス】
2017/10/05
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伸び盛りの若き剛腕
ジョン・グレイ(コロラド・ロッキーズ)
20試合 110回1/3 10勝4敗 112奪三振 30四球 防御率3.67 Whip1.30
2年連続となる10勝をマークした25歳右腕のグレイ。今季の前半戦は故障離脱で棒に振ったが、7月に戦線復帰。チームが超打者天国として知られるクアーズ・フィールドを本拠地としながら8月・9月は防御率2点台と力投し、チームをポストシーズン進出に導いた。
ロッキーズではヘルマン・マルケスとカイル・フリーランドが11勝、アントニオ・センザテラが10勝をマークしたが、中でも後半戦のグレイの安定感はチーム随一だった。
平均球速も通算は93.19マイル(約150キロ)ながら、今季は95.98マイル(約154.5キロ)と向上しており、まだまだ成長が期待できる逸材だ。