【MLB】ナ・リーグWCは激戦の末Dバックスに軍配!元ヤクルト助っ人・ロブロ監督はPS初勝利
2017/10/05
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4日(日本時間5日)、米国アリゾナ州のチェイス・フィールドで、ナ・リーグのワイルドカードでアリゾナ・ダイヤモンドバックスとコロラド・ロッキーズの一戦が行われ、11-8でダイヤモンドバックスが勝利し地区シリーズに駒を進めた。
ダイヤモンドバックスを率いるのは2000年にはヤクルトスワローズにも在籍していたトーリ・ロブロ。現役時代にはメジャー7球団、そしてヤクルトに所属した”渡り鳥”が、監督初年度でいきなりポストシーズン初勝利の快挙を成し遂げた。
この試合の先発はダイヤモンドバックスの絶対的エース・グレインキーと、後半戦は安定した成績を残した右腕・グレイだったが、試合は両軍打撃陣が奮起する激戦となった。
初回、ダイヤモンドバックスは無死からペラルタ・マルテが連打で出塁すると、3番のゴールドシュミットが本塁打を放ち、3点を先制。その後も2回にマルテの適時三塁打で1点、3回もデスカルソの2ランで序盤に6点のリードを奪った。
しかし、先発のグレインキーが4回に強打のロッキーズ打線に捕まり4失点。7回には3番手・レイが1点を失い1点差に迫られたが、その直後の7回裏に投手のブラッドリーが2点適時三塁打を放ち再び3点差とする。
代打を送られなかったブラッドリーは続投したがアレナドとストーリーに2者連続弾を浴び再び1点差としてしまう。しかし、再びその直後にポロックの2点適時三塁打・マシスの適時打で3点を加え、リードを4点に広げた。
そして、最後はベテランクローザー・ロドニーが9回に登板し1点を失ったが、なんとか試合を締めて逃げ切った。
敗れたロッキーズは売りの打撃力こそ存分に披露したが、やはり不安となっていた投手陣が振るわず、この敗戦をもって今シーズン終了となった。