【MLB】ア・リーグ地区Sはアストロズ先勝!”小さな巨人”アルトゥーベ3本塁打、グリエルPS初安打
2017/10/06
Getty Images
ヒューストン・アストロズは5日(日本時間6日)、本拠地で行われたア・リーグ地区シリーズ第1戦でボストン・レッドソックスと対戦し、8-2で勝利した。
この試合の先発はアストロズが今季途中に獲得した元タイガースのエース・バーランダー。対するレッドソックスも今季308奪三振の剛腕・セールを登板させたが、アストロズ打線が球界を代表する”ドクターK”に襲い掛かった。
初回、アストロズはブレグマン・アルトゥーベの2者連続弾で幸先よく2点を先制。しかし、バーランダーは2回と4回に1点ずつを失い、試合は一度振り出しに戻る。
しかし、同点に追いつかれた直後にアストロズ打線が火を噴いた。4回、アストロズは二死1・2塁のチャンスからゴンザレスが適時二塁打を放ち、2点を勝ち越す。
そして、5回にはアルトゥーベのこの日2本目の本塁打で1点を追加。アストロズは6回に入っても攻める手を緩めず、無死1・2塁のチャンスを作り遂にセールをKO。その後、2番手の速球派・ケリーからマッキャンが適時打を放ち2点を追加。
7回には、アルトゥーベがなんとこの日3本目となる本塁打を放ち、8点目を奪いリードを6点に広げた。また、この日はかつてDeNAに所属していたユリエスキ・グリエル内野手も7番・一塁として出場しており、4打数1安打とポストシーズン初安打を記録した。
先発のバーランダーは、この日は打たせて取る投球を主体に6回2失点と試合を作り、その後は4投手の継投で無失点に抑え、打線の奪ったリードを守りきった。
敗れたレッドソックスは先発・セールが6回途中7失点と大誤算。打線も8安打で2得点と拙攻が目立ち、大事な地区シリーズの初戦を落としてしまった。