【MLB】WS進出のドジャースに朗報 若き正遊撃手・シーガーが復帰間近と指揮官明かす
2017/10/22
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ワールドシリーズ出場が決まっているロサンゼルス・ドジャースに嬉しいニュースが入ってきた。
地区シリーズ第3戦で腰部を負傷し、離脱していた正遊撃手のコーリー・シーガー内野手(23)がワールドシリーズには復帰する予定であることを、MLB公式サイトが21日付(日本時間22日)で報じた。
シーガーは既に球場で打撃練習や走塁練習をこなしているが、まだ実戦形式の練習には至っていない。しかし、ロバーツ監督はここ2・3日でシーガーを実戦形式の練習に復帰させる予定としており、その上で「シーガーを復帰させるか決めるにはまだまだ時間がある」と話しているが、やはりワールドシリーズでの復帰を目指して調整を進めているようだ。
一方でロバーツ監督はシーガーが守備に就くことができるかどうかについては明言を避けた。そのため、シーガーが復帰しても指名打者、もしくは代打での出場となることが濃厚とみられている。しかし、今季は「2年目のジンクス」を跳ね返し打率.295、22本塁打、77打点という成績を残した打棒は、チームの世界一のために力となってくれることは間違いない。
シーガー不在時にはクリス・テイラーと今季15試合の出場に留まっていたチャーリー・カルバーソンが遊撃の穴を埋める大活躍を見せ、チームのリーグ制覇に貢献していた。しかし、ロバーツ監督は「コーリーの穴を埋めるのはやはり簡単ではない」と若き正遊撃手に絶対的な信頼を寄せており、復帰を熱望している。
ア・リーグの優勝決定シリーズも決着がつき、ヒューストン・アストロズと対戦することになったドジャース。共にシーズン100勝超えを果たしている強豪同士の対決となるが、シーガーは自身初のワールドシリーズで復帰を果たし、活躍を見せることはできるだろうか。