【MLB】マーリンズ・イチロー、今週中にも去就決まるか MLB公式サイトが特集
2017/10/24
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去就が注目されているマイアミ・マーリンズのイチロー外野手。今季は代打出場がメインとなりながら136試合に出場して打率.255(196-50)、3本塁打、20打点という成績を残し、外野の4番手として活躍を続けたが、来季の所属については不透明となっている。
そんな状況の中、MLB公式サイトは22日(日本時間23日)付でイチローの去就に関する特集を掲載。
記事では「イチローはシーズン終了後もフロリダ州南部に留まり、マーリンズ・パークで定期的にトレーニングを続けている。イチローにとって、18年目のシーズンを迎えるために今から準備を始めることは、決して特別なことではない」と近況を報告。
現役続行の意思やその能力には疑いがないとしつつ、同記事では「しかし、この偉大なベテラン外野手が2018年のマーリンズの戦力構想に入っているかは未だ分かっていない」としている。
来季からはジェフリー・ローリア氏からブルース・シャーマン氏、かつてイチローとチームメイトでもあったデレク・ジーター氏が新オーナーとなるため、チームは新体制に生まれ変わることは必至だ。
ジーター氏は「イチはいつも言っているように、大好きなチームメイトだよ」と話しているが、新オーナーたちはワールドシリーズ終了後の4日後までに来季のオプションを行使するかを判断しなければならない。イチローは残留となれば200万ドル(約2億2700万円)となり、今週にもマーリンズ首脳陣は会合を行い、今後の方針を決定するようだ。
球団でも屈指の人気選手であり、数々の伝説を打ち立てているイチロー。果たして、今回の去就問題は今後どのような展開を迎えることになるだろうか。