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【MLB】ヤンキース・ジラルディ監督が今季限りで退任 MLB史上3番目の長期政権が終焉へ

2017/10/27

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Getty Images



 ニューヨーク・ヤンキースのジョー・ジラルディ監督が今季限りでヤンキースの監督を退任することが26日(日本時間27日未明)に分かった。
 
 地元紙「ニューヨーク・タイムズ」では、26日付で特集を掲載。2008年から10年間ヤンキースの監督を務め、今季で契約が満了となったジラルディ監督の退任を報じた。記事によると、10年間の任期はメジャーリーグ史上3番目の長期政権となっている。
 
 また、ポストシーズンに進出したチームの監督退任は、ワシントン・ナショナルズ、ボストン・レッドソックスに続いて3球団目となった。
 
 ヤンキースのキャッシュマンGMは「10年もの間、厳しい戦いを乗り切り、ファンへのサービス、毎試合の努力を欠かさずに指揮を執ってくれたことを感謝したい」と話している。また「時折、意見の衝突こそあったが、監督とゼネラルマネージャーの関係を長きに渡ってうまく保つことができたことを誇りに思っている」とも話している。
 
 名門であるヤンキースはファンやメディアの評価が厳しく、今季ではクリーブランド・インディアンスとの地区シリーズ第2戦では死球判定に抗議しないというミスを犯し、ジラルディ監督は非難の嵐に晒されていた。
 
 しかし、第3戦以降では3連勝を飾り、リーグ優勝決定シリーズでもヒューストン・アストロズを2009年以来となるワールドシリーズ出場まであと1勝というところまで追いつめた。
 
 ファンやメディアの間ではポストシーズンで結果を残したジラルディ監督の進退が注目されていたが、ヤンキースは新監督で来季をスタートする選択肢を採った。
 
 今季のシーズン途中には、長女の高校卒業式に出席するために試合を欠場するなど、家族を大切にすることで知られるジラルディ監督。10年間の重責は終わりを告げることになるが、今後はどのような人生を送ることになるだろうか。



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