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【MLB】マエケン、救援でまた無失点もド軍にダメージ? 「第4戦に投げられない」

2017/10/28

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Getty Images



 ロサンゼルス・ドジャースはヒューストン・アストロズとのワールドシリーズ第3戦を3-5で落とし、対戦成績を1勝2敗とした。一方でこの試合でもリリーフ登板を果たした前田健太投手の評価はうなぎ上りだ。
 
 ダルビッシュ有投手がまさかの1回2/3を4失点KOという結果に終わり、2番手として登板した前田。中1日での中継ぎ登板となったが、ノビのある直球と変化球を武器に強力アストロズ打線を2回2/3でわずか1安打、1四球、2三振に抑え、ポストシーズンでの連続無失点試合を7に伸ばした。
 
 ポストシーズンでは7試合9回に投げ被安打はわずか2、四球も1とWHIPは驚異の0.33。9個の三振を奪い、ドジャースのワールドシリーズ進出に大きく貢献した。
 
 この前田の活躍にファンもメディアも大絶賛だ。MLB公式サイトでは、「前田の傑出した登板がブルペンを温存」と評価。「前田健太がキー」となりドジャースがこの試合から降りなかったとした。
  
 『USAトゥデイ』紙は、「前田健太が第4戦に投げられずに、第5戦も制限されるかもしれないということが最も大きなダメージだ」として、次戦のドジャースのブルペン陣を案じている。
 
 また、前田の活躍をツイートしたドジャースの公式ツイッターアカウントには多くのファンからの返信が寄せられ、「ワールドシリーズMVP」や「キングケンタ」、「健太ありがとう」といった褒め言葉から、「なぜ前田を下げたんだ!下げた直後に点を取られた!」、「ロバーツ監督は何を考えているんだ」などの前田を5回1死で下げた采配に対する疑問のツイートで埋め尽くされた。
 
 リリーフに転向したことが吉と出て、ファンとメディアの信頼を見事に勝ち取った前田。このシリーズはリリーフとして大車輪の活躍だが、本業は先発投手である。来季の起用方法は不明だが、先発投手としてチームを支える姿もやはり見たい。



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