最優秀救援投手賞にRソックス・キンブレル、ドジャース・ジャンセンが選出
2017/10/29
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大リーグ機構は28日(日本時間29日)、2017年シーズンの最優秀救援投手賞を発表し、ボストン・レッドソックスのクレイグ・キンブレル投手、ロサンゼルス・ドジャースのケンリー・ジャンセン投手を同賞に選出した。
同賞はMLBで最も優秀な成績を収めた救援投手に与えられる賞で、ア・リーグではマリアノ・リベラAL最優秀救援投手賞、ナ・リーグではトレバー・ホフマンNL最優秀救援投手賞と呼ばれている。
レッドソックス守護神のキンブレルは、今季は67試合に登板し5勝0敗35セーブ、防御率1.43という好成績をマーク。また、69イニングで126奪三振と救援投手ながら多くの三振を奪った。
ドジャース守護神のジャンセンは、今季は65試合に登板して5勝0敗41セーブ、防御率1.32を記録し、今季は最多セーブのタイトルを獲得。また、最優秀救援投手賞は2年連続の受賞となった。また、ポストシーズンでも安定感抜群の投球を披露しており、世界一を目指すチームにとって絶対に欠かせない存在となっている。
MLB公式サイトでは、28日(日本時間29日)付の特集でキンブレルのコメントを以下のように報じた。
「受賞は嬉しいが、尊敬しているリベラから直接賞を受け取ることができなくて残念だったよ」とジョークを飛ばした後に「このように評価して頂けたこと、そして選出してくださったOBの方々、チームメイトやコーチなど、私を支えてくれている全てに感謝したい。そして、これは個人的な賞かもしれないが、けっして1人の力では獲得することはできなかっただろう」
また、同記事ではジャンセンのコメントも以下のように報じている。
「この賞を頂いたことで、最高のリリーバーとなったことを認められた。そして、僕はキンブレルを始め、私を評価してくれた全ての偉大なクローザーに感謝しなければならない」