【MLB】国歌斉唱時に片膝をついて人種差別に抗議した捕手、女性に銃を向けた容疑で逮捕
2017/10/30
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試合開始前の米国国歌斉唱時に、人種差別に反対する意思を示して片膝をついたことが話題となったオークランド・アスレチックスのブルース・マクスウェル捕手(26)が、28日にアリゾナ州・スコッツデールの自宅で食品を配達しに来た女性に銃を向けた容疑で逮捕されたと、米サイト「TMZスポーツ」が29日付で報じた。
同捕手は米国のナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の一部選手が人種差別などに抗議の意思を示すために、国歌斉唱時に片膝をつく行動に同調。そして、9月23日のテキサス・レンジャース戦の開始前に、抗議行動としてメジャーリーグ初となる国歌斉唱時に起立せず片膝をついたことが米国内に留まらず、世界中で話題となった。
また、10月24日にはトランプ大統領の支持者というレストランのウェイターに食事の提供を拒否されたということも話題となっていた。
マクスウェルの今季成績は76試合出場で打率.237(219-52)、3本塁打、22打点、出塁率.329、OPS.663となっている。
昨季オフにはニューヨーク・メッツのジェウリス・ファミリア投手がDV容疑で逮捕されて出場停止処分を受けただけに、マクスウェルにも出場停止などの処分が下されることは必至だ。