地元紙が伝える「イチロー、レジェンドの法則」
マーリンズの地元紙『マイアミヘラルド』は、イチローが日本のファンにとっていかに特別な存在であるかを伝えている。
2015/03/17
Getty Images
熱狂的なイチロー人気
マーリンズの地元紙『マイアミヘラルド』は、イチローが日本のファンにとっていかに特別な存在であるかを伝えている。
現地時間3月13日付けのジョー・トレッツア記者による「イチロー・スズキはマイアミ・マーリンズでも独特の準備を履行する」の記事では、「日本では、野球に関心のない人もイチローの動向だけは見守っている」といった現地在住の日本人女性のコメントも引用している。
今季、マーリンズでは控え外野手としての起用が予定されているが、それでもこの記事は「昨季日本で放映されたマーリンズの試合は、わずか2試合だったが、今季は90試合になる」と報じている(真偽は定かではない)。
もちろん、熱狂的なイチロー人気は日本のファンの間だけのものではない。
He’s still a hit with fans, as evident by the ovation he received before his first at-bat of spring training on March 3 at Roger Dean Stadium. Before the game against the University of Miami, Hurricanes players snapped photos of Ichiro in awe. Adult Japanese women peaked through the stadium gates for glimpses of him like teenage girls at a Taylor Swift concert.
今でも彼はファンの心を捉える存在であることは、3月3日のロジャーディーン・スタジアムでのキャンプオープン戦初打席で大歓声に迎えられたことで証明されている。マイアミ大学との試合の前にはハリケーンズ(訳者注 同大学のニックネーム)の選手たちは、憧れのイチローに記念撮影をねだった。ある年配の日本人女性は、スタジアムのゲートをくぐりイチローを見つけると、テイラー・スウィフトのコンサートでの10代の少女のように興奮の極致に達した。