岩隈、マリナーズとの再契約が濃厚か 地元紙「金銭面のリスクを抑え、復活も期待できる」
2017/11/21
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現在はFAとなっている岩隈久志投手に、2012年から所属し続けているシアトル・マリナーズから再契約のオファーがあったことを、20日(日本時間21日)付の地元紙「シアトル・タイムズ」やMLB公式サイトなど、米国複数メディアが報じた。
今季の岩隈は5月に発症した右肩炎症の影響で6試合の登板に留まり、31イニングで0勝2敗、防御率4.35とプロ入り以来初となるシーズン0勝に終わっていた。また、9月には右肩のクリーニング手術を受けており、投球再開まで5ヶ月との見通しとなっている。
20日付の地元紙「シアトル・タイムズ」によると、マリナーズは2018年の契約オプションを破棄していたが、回復具合によってはマイナー契約、もしくは低年棒でのメジャー契約を結ぶことが濃厚なようだ。
また、同記事では今回の再契約について「岩隈と契約を結んで引き戻すことは、マリナーズで活躍を見せてきた選手に対する礼儀の1つだ。そして、金銭面でリスクを最小限に抑えて、復活を期待することもできる」と評している。
岩隈はメジャー移籍後の6年間で150試合(136先発)に登板し、63勝39敗、防御率3.42という成績を残している。