岩隈、来季はマイナー契約が濃厚と番記者予想 メジャー復帰は右肩の調子次第
2017/11/26
Getty Images
今季オフにシアトル・マリナーズから来季の契約オプションを破棄され、現在はFAとなっている岩隈久志投手。9月には右肩のクリーニング手術を受け、投球再開まで5ヶ月と現在もリハビリに励んでいる。
今季は5月以降の登板がなく、来季のメジャー復帰を目指しているベテラン右腕について、マリナーズ番記者のグレッグ・ジョン氏は24日付のMLB公式サイトの特集で「岩隈が再びチームに戻ってくるなら、マイナー契約でほぼ間違いないだろう」という見解を示した。
マイナー契約であれば、回復状況が思わしくなければ25人ロースターに影響を与えることもなく、マリナーズも大きなダメージを負うことはない。一方、調子が良ければ開幕前にメジャー契約を結び直すことも可能だ。そして「長年マリナーズに貢献してきた36歳の右腕に、復活のチャンスを与えることは球団としても悪い話ではない」と評されている。
岩隈は2012年から6年間で150試合に登板して883.2回を投げ、63勝39敗、防御率3.42という好成績を残し、マリナーズの先発ローテーションを支え続けてきた。在籍年数が長く、結果も残してきただけに地元ファンの人気も高い。球団も岩隈を功労者の1人として捉えており、メジャーでのプレーを希望する岩隈の意思を尊重する姿勢を見せているようだ。