岩隈、マリナーズとマイナー契約 招待選手として右肩故障からメジャー復帰目指す
2017/11/28
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現在はFAとなっている岩隈久志投手が27日(日本時間28日)、シアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだことが分かった。球団公式サイトなど、複数米メディアが同日付で報じている。
今季の岩隈は右肩の負傷に苦しみ、5月以降は登板なし。6試合の登板で0勝2敗、防御率4.35という成績に終わっていた。そして、オフにはマリナーズから一度は来季の契約オプションを破棄され、FAとなっていた。
27日付の球団公式サイトによると、現在の岩隈は9月に受けた右肩のクリーニング手術のリハビリ中で、2月のスプリング・トレーニング近くになるまで投球はしない予定であるという。また、回復次第によってはマイナー契約の招待選手からメジャー契約に切り替える予定となっている。
2012年以降、150試合に登板して883.2回を投げ、63勝49敗、防御率3.42という安定した成績を残し、2013年にはオールスター出場、2015年にはノーヒットノーランも達成した岩隈。今季はNPB時代の2001年以来初となる0勝に終わったが、来季は雪辱を晴らし、再び安定した投球を見せることはできるだろうか。