ドジャース、両投げ投手・ベンディットとマイナー契約 2年ぶりメジャー登板目指す
2017/11/28
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ロサンゼルス・ドジャースは27日(日本時間28日)、今季はフィラデルフィア・フィリーズ傘下3Aでプレーした両投げ投手のパット・ベンディット投手とマイナー契約を結んだと発表した。
同日付の球団公式サイトではベンディットの経歴を紹介。今季で32歳を迎えたベンディットは開幕前にはWBCイタリア代表に選出され、登板時には両投げも披露した。
今季は3Aで52試合に登板して防御率3.36という成績を残したがメジャー昇格とはならず。来季は強豪のドジャースで2016年以来となるメジャー登板を狙う。
ベンディットといえば、2008年のデビュー戦でスイッチヒッターVSスイッチピッチャーという対決をした際に、相手と交互に打席とグラブを変え続けて試合が全く進行しないという事態に陥ったことが有名だ。
試合後にはゲームが進行しなくなってしまったことを受け「投手が先にどちらで投げるか示さなければならない」という公式ルールが定められることになった。それにより、ベンディットは長いメジャーリーグの歴史で、新たにルールを作った選手として知られている。