ダルビッシュ、FA市場の先発投手ランキングで1位に選出「未だに高いレベルにある」
2017/12/03
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現在はドジャースとの契約が満了してFAとなっており、新天地を探しているダルビッシュ有投手。メジャー30球団が大谷翔平投手の獲得を目指すこともあり、今季の移籍市場はやや停滞の様相を呈しているが、球団やメディアはしっかりとFA選手の評価や分析を怠らず来季に向けた体制を構築し始めている。
そのような状況で、米国「CBSスポーツ電子版」は1日(日本時間2日)付で今オフにFAとなっている先発投手をランク付けする特集を掲載。ジェイク・アリエッタ、ランス・リン、CC.サバシアなどの実績ある投手が名を連ねる中、今季途中からドジャースに所属していたダルビッシュ有投手が同ランキングで1位に選出された。
記事では「ダルビッシュはワールドシリーズこそ辛酸をなめたが、今季は彼が未だに高いレベルの投手であることを証明した。高い奪三振能力を誇り、再びサイ・ヤング賞の投票で上位に入ることも可能だろうが、トミー・ジョン手術後は調子の波が大きくなってしまったことが今後のリスクとなるだろう」と評されている。
ワールドシリーズでKOされた悪印象は拭えていないようだが、200奪三振以上をマークしてローテーションを守り抜く能力は高い評価を受けているようだ。先発投手不足に悩んでいるチームは多く、エース級の活躍が見込まれるダルビッシュの注目度はやはり高く、ツインズやカージナルスなどは獲得を目指すことを明言している。今後は、先発右腕が不足しているチームが争奪戦を繰り広げることになるだろう。
以下は同特集で発表された、今季オフにFAとなっている先発投手の10位までのランキングとなる。
1位:ダルビッシュ有
2位:ジェイク・アリエッタ
3位:ランス・リン
4位:アレックス・コブ
5位:CC・サバシア
6位:アンドリュー・キャッシュナー
7位:タイラー・チャットウッド
8位:ハイメ・ガルシア
9位:ジェレミー・ヘリクソン
10位:クリス・ティルマン