オリックス・平野にタイガースも獲得興味 ブルペン補強狙うチームで争奪戦の可能性も
2017/12/08
今季オフに海外FA権を行使してメジャーリーグ移籍を目指しているオリックス・バファローズの平野佳寿投手に、デトロイト・タイガースが獲得に興味を抱いていることを地元紙「デトロイト・ニューズ」が7日(日本時間8日)付で報じた。
記事では、平野が来年で34歳を迎えること、2013年から143セーブ、防御率2.62、奪三振率9.4といったデータを紹介し、オリックスでは9回を担うクローザーであったことも伝えている。また、メジャーでは実績がないことから、他の中継ぎ投手に比べて年俸を低く抑えられることも魅力のようだ。
今季のタイガースは守護神のフランシスコ・ロドリゲスが開幕から振るわず、6月には戦力外に。代わりに抑えを務めたジャスティン・ウィルソンもシーズン途中にカブスへトレードされるなど、今季オフはブルペン陣の補強が急務となっている。
球団創設から来年で118年目を迎える古豪・タイガースは、今季は64勝98敗で地区最下位と低迷。また、シーズン途中にはチーム一筋だった大エースのジャスティン・バーランダーを放出するなど、現在は再建期の様相を呈している。
また、平野の獲得には先日に前巨人のマイコラスを獲得したセントルイス・カージナルスも興味を示しているようだ。米国では日本ハム・大谷翔平の動向に注目が集まっているが、オリックスの守護神・平野も陰ながらメジャー複数球団から興味を抱かれている。