2016年ナ・リーグ本塁打王、カーターがNPBでのプレーも視野に
2017/12/13
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今季はニューヨーク・ヤンキースとオークランド・アスレチックス傘下3Aでプレーした2016年ナ・リーグ本塁打王のクリス・カーター内野手が日本球界でのプレーを視野に入れていることを、米サイト「ブリーチャーレポート」のジョン・リー記者が自身のツイッターで明かした。
カーターは昨季オフにも所属先がなかなか決まらず日本球界入りが噂されていたが、ヤンキースと1年契約を結び来日とはならず。しかし、今季のカーターは選手層の厚いヤンキースで62試合に出場も打率.201、8本塁打、26打点結果を残せなかったことから、7月には自由契約となり、その後はアスレチックス傘下3Aでプレーしていた。
カーターは2016年に41本塁打を放ちナ・リーグ本塁打王に輝いた長距離砲だが、同年は打率.222でリーグワーストの206三振を喫するなど長打力以外では精彩を欠き、本塁打王を獲得しながらもブリュワーズから放出されていた。
典型的な「三振か本塁打」というバッターであり、守備も粗いことからメジャーリーグでも積極的に契約を結ぼうとする球団は少なく、今季もヤンキースと契約したのは2月に入ってからだった。