大谷のメディカル情報漏洩問題をMLB機構が調査へ 機密事項の流出を問題視
2017/12/15
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ロサンゼルス・エンゼルスへの入団が決まっている大谷翔平投手の右肘靭帯に軽度の損傷があったというメディカル情報が外部に流出した一件について、MLB機構が調査に入ることになった。米国「ESPN」など複数米メディアが報じている。
エンゼルス入りが決まっている大谷だが、米国紙「スポーツ・イラストレイテッド」は12日に大谷が10月にPRP注射と呼ばれる自身の血小板を用いて組織の再生を図る治療を受けていた事実を報道。その後、米国「ヤフースポーツ」のジェフ・パッサン記者が大谷の靭帯損傷をレポートした。
この報道を受け、エンゼルス側は大谷が軽度の靭帯損傷で、PRP注射も「予防的措置」であるとの声明を発表。また、来季からのプレーには支障がないという見解を示している。
一方、MLB機構は機密事項であるメディカル情報が外部に漏洩したことを問題視しており、漏洩先などの調査に乗り出す方針を明らかにした。